嫌な上司にうまく対応する5つコツ

嫌な上司にうまく対応する5つコツ

【1】それなりに対応する
嫌な上司とそれなりにつきあっていくためには、「こんな上司なら」と、それなりに対応すればよいのです。
それなりとはどういうことかと言えば、まずは、ふつうのことをちゃんとやるということです。
あいさつをする、謝罪をする、お礼を言うなどは、人づきあいにおける基本的なことです。
イヤな相手ほど、そういう基本的なことを丁寧にしておくことが大切です。

次に、嫌な上司と接する時には、淡々と対応したほうがいいでしょう。
相手の悪い所はできるだけ軽く受け流し、あまりイヤな気持ちにならないように心がけることです。
相手の言葉の中から必要な情報だけを受け取り、「そうですね」「わかりました」「すみませんでした」などと淡々と受け答えするようにしましょう。

そして、職場を離れたら、そんな上司のことはいっさい考えないで、自分の生活を楽しむようにすることです。
上司の悪い所を考えれば考えるほど、イヤな気分になるし、心の中で問題を大きくしてしまいます。
「ここが悪い」「これが許せない」などと余計なことは考えないほうがいいのです。
職場を離れたら、そんな上司のことはいっさい考えないで、自分の生活を楽しむようにすることです。
それなりの対応ができれば、気分よく生活することができるというものです。

【2】必要なことだけをする
「ダメ上司」は、あなたが自主性を発揮して仕事の幅を広げると、「余計な事はするな!」と言ってきます。
こんな時は、相手の望みどおり、言われたことだけをやっておくことを、基本的にはおすすめします。必要以上の仕事をする場合には、事前に報告しておきましょう。

但し、言われたことをやる場合は、仕事の手を抜いてはいけません。どんな仕事でも一所懸命にやることも大切です。嫌な上司だからと言って、仕事に支障が出てしまって
は、職場での自分の評価が下がってしまいます。

【3】自分を高めて時機を待つ
イヤな上司のために「いっそ会社をやめたい」と思ってしまうこともあるでしょうが、早まった行動をとるのは、あまりよくありません。
自分なりの仕事をすることには、メリットや価値、意味や理由などがあるはずです。それらを一人のダメ上司のために棒に振ってしまっていいものでしょうか?

ダメ上司の下で仕事を続けていくためには、ある程度の我慢も必要です。
我慢すると「つけあがる」と思うかもしれませんが、そんな相手はさらに人間としてのレベルを下げ、それを受け流せる自分はレベルアップできると考えてはどうでしょうか。
仕事の上でも人間的にも自分に力をつけて自分を高めることで、イヤな上司も苦にせずに対応できるようになれたら、こんな素晴らしいことはありません。
そして、そのうちに人事異動などで上司が替わることも、十分考えられます。
「自分を高めて時機を待つ」という考えも、大いにアリなのです。

また、社外の人々とのネットワークを積極的に広げるなど、うまく「逃げ道」を作っておくのも一つの方法です。

【4】イヤな上司の上司に訴える
イヤな上司にひとりで対抗するのは大変なことなので、できれば、職場の中で味方を作ることができればよいと思います。
状況を理解してくれる人や、同じような被害を受けている人と何か協力ができるかもしれません。
そういう人が存在するだけでも心強いのではないでしょうか。


また、その上司のすることがあまりにも理不尽で無謀と思われる場合には、「その上司の上司に訴える」という非常手段も考えられます。
但し、自分の感情や立場を訴えるのではなく、あくまでも会社の不利益になるという事実を表に出して訴えるようにすることが大切です。

【5】最後の手段として「会社を辞める」
職場のみんなの前でわざと怒鳴られたり、進言を無視されるなど、パワハラ上司のターゲットに自分がなってしまったら、まず自分の身を守るための安全な逃げ道を見つけることが望まれます。
ストレスによる不眠など、自分の健康にまで悪影響を及ぼすような状況に陥った場合は、会社を辞めるという最終手段も検討する余地はあります。
無能な人間を、その役職に就かせているということは、その会社の経営陣にも問題があるということです。
経営陣に人を評価する力がない場合、その会社の将来はあまり期待できないかもしれません。事態がどうしても長期間好転しないのであれば、最後の手段として思い切って「会社を辞める」ことを考えるのも選択肢の一つです。

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