知的財産権

創作や産業活動における発明などに関する権利の総称。
著作権や特許権などをはじめ、実用新案権、意匠権、商標権などが知的財産権にあたる。また、不正競争防止法や植物の新品種を保護する種苗法なども知的財産権に関する法律の一部です。IT分野では、これまでのGPL（General Public License）などを基にしたオープンソースのソフトウェアが知的財産権を侵害するものだという考え方が生まれ、訴訟問題にまで発展しています。2003年には米国SCOが自社のUNIX知的財産権がLinuxに流用されていると主張して話題となった。マイクロソフトなどの商用ソフトベンダーとオープンソース側では、知的財産権に関する考え方が異なるため、今後も大きな論議が巻き起こることが予測されています。