エンロン事件

■ エンロン事件

かつて米国テキサス州にあった米国最大規模のエネルギー企業がエンロン。実はその成長の裏側にあったのが不正会計でした。
特別目的会社(SPC)を利用して架空の利益を計上し続けた結果、2001年、ついに巨額の粉飾決算の事実が発覚。160億ドル以上とも言われる負債総額を抱えて破綻。世界市場に大きな衝撃を与えたこの一連の出来事が、エンロン事件です。これにより、多くのステークホルダーが多額の損失を被り、事件に関与していた大手監査法人のアーサー・アンダーセンも、エンロン同様、解散に追い込まれました。こうしたずさんな企業経営による被害を防ぐために、米国でSOX法が誕生。エンロン事件が1つのきっかけとなったことで知られています。



 

サイトマップ